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どんぐり銀行

 

今日は本のご紹介です。

 

 

『どんぐり銀行は森の中 どんぐり集めて里山づくり』

文・大塚菜生 国土社 2010年

 

日本の国土の大部分を占める森林。

現代社会ではともすればその恵み深さを忘れがちです。

 

人の手が入らなくなった山は、土砂崩れなども起こりやすくなり、

里山の境界線から猪や猿や鹿が人の領域に進出して来ています。

 

現代日本で生活する上では、差し迫った課題の一つですね。

 

どんぐりを預金できる秋冬限定の銀行が、岡山県のお向かい香川県のどんぐりランドにあります。

単位は「D」。ときどき臨時支店窓口もできるそうです。

コナラなどの小さなどんぐりは1D、クヌギなどの大きなどんぐりは10Dで預金できます。

ただし、生態系の保全の観点から香川県か四国で拾ったどんぐりに限られるそうです。

 

預けたどんぐりは、樹木の苗木や、様々なクラフト製品、

森林に関する知識を深めるリーフレットなどと交換できるとのこと。

 

『どんぐり銀行』は1992年に香川県庁みどり保全課の職員の発想から始まり、

今でもそのコンセプトはNPO法人に受け継がれています。

 

どんぐりランドでは自然と触れ合う様々なイベントや、

年一回の大きなお祭りが開催されています。

楽しみながら自然に対する知識を深めることができそうですね。

どんぐりをあく抜きして粉にして、どんぐりクッキーを作るクッキングも

紹介されていました。

 

どんぐり銀行のシステムが存在することによって、期間限定のコロコロした可愛いどんぐり達は、

こどもの頃から親しめるナチュラルな地域通貨としてこのエリアで機能しているようです!(^^)!

 

参考サイト:donguri-net.com

 

 

 

竹について

岡山県南は少し雨も降り、

上空には灰色の空が広がります。

 

今日は本のご紹介です。

 

 

『竹とぼくとおじいちゃん』

星川ひろ子・星川治雄 ポプラ社 2008年

 

小学校1年生の男の子と、農業を営む彼のおじいちゃんとの

竹をめぐる触れ合いを綴ってゆく写真絵本です。

 

真竹の細いタケノコの収穫。竹の成長の早さ。

おじいちゃんが作った竹ぼうきで庭のおそうじをするぼく。

そして竹とんぼづくり、竹とんぼ遊び。

 

節のところのでこぼこが一段だけなのが江戸時代に中国から伝来してきた孟宗竹(モウソウチク)、

でこぼこが二段になっているのが、日本に古来からある真竹(マダケ)だそうです。

スーパーマーケットで売られているずんぐりむっくりのタケノコは孟宗竹のタケノコ、

私たちがよく「ハチク」と呼んでいる細いタケノコは真竹のタケノコだったのですね。

 

竹はイネ科の植物。樹木と草の中間のようなちょっと不思議な存在。

昔から日本人は様々な工夫を凝らして、生命力の強いこの植物を暮らしの役に立ててきたのです。

 

身の回りの道具、家具、建築素材、食材、楽器、おもちゃ…。

木材ともまた少し異なる性質を持つこの自然の素材。

竹は様々に加工されて生活の中に生かされてきました。

 

真竹の花は120年に一回咲き、そのあと枯れてしまうとか。

その120年に一回が、先の東京オリンピックの前後で、

プラスチック製品の普及と期を一にしていたというのも興味深いお話です。

木造軸組み工法のセルフビルド

夏と秋の境目、秋雨前線の停滞、

少し湿度の高い鬱陶しいお天気が続いています。

 

今日は本のご紹介です。

 

 

『自分でわが家を作る本』

氏家誠悟 山と渓谷社 2008年

 

著者は東北地方の方なので、寒いところ仕様のお家ですが、

基礎工事や、木材を自分で調達し木を刻むところから始まって、

内装や仕上げ工事まで、すべて自分で一軒の家を建てていくプロセスを

ごくごく実践的につづっている一冊。

 

10年前の本ですが、日本の木造のお家のつくりの基本は不変です。

予算のこと、土地のこと、時間的なこと……。

家づくりには本当に様々な要素がありますが、

自分の家を自分でつくるというのは、常にロマンがあり魅力的です。

 

最終的には他の人に作ってもらうにしても、一読しておくと

木造による家づくりが一通り理解できるので、役に立つ書物だと思います(*^-^*)

 

 

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