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どんぐりについて

冬の山を歩くと靴の下で落ち葉がカサコソ。

冷たい風に葉は落ちて、落葉樹は幹と枝だけになります。

でもその枝々は、すでに来春の芽吹きのための準備を始めているのです。

 

今日は本のご紹介です。

 

 

『山のごちそう どんぐりの木』

絵本〈気になる日本の木〉シリーズ

ゆのきようこ 文 川上和生 絵

理論社 2005年

 

秋に実って落ちたどんぐりの実、いろんな動物のお腹を満たし、

りすやねずみが隠したどんぐりは、冬になっても落ち葉のかげでひっそりと。

 

コナラの木の春夏秋冬の姿から始まり、その葉につく虫のいろいろ、

その虫をえさにする鳥たち、樹液を求めて集まる昆虫たち。

秋にどんぐりを食べにくる動物たち。

 

しい、くり、くぬぎなど、様々などんぐりの仲間が紹介されます。

人もまた、どんぐりを食用にして、その木を利用してきた歴史があります。

木はシイタケのほだ木や炭の原材料に、落ち葉は畑を豊かにするための腐葉土に。

 

どんぐりの中からでてくる虫は、ゾウムシの幼虫。

 

そして拾われず食べられず生き残ったどんぐりたちの芽吹きの様子。

 

コナラの木を中心とした生態系とでもいうべき樹の周りの情景が、

優しい色合いと穏やかなラインの絵によって緩やかに展開してゆきます。

 

冬の一日、温かい部屋の中でこの絵本をひもといて

山のどんぐり達に思いを馳せてみるのもよいかもしれません。

 

 

 

 

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